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宮城まり子監督作品④

1986年作品、1時間39分

監督・制作・脚本・音楽:宮城まり子

1986年6月26日NY.ハーレムのアポロ劇場にてチャリティ試写会ヴァルナ国際赤十字映画祭特別功績賞

DVD ハローキッズ!

¥4,180価格
  •  1984年、ねむの木の子どもたちは、世界の障害を持つ人々の芸術祭に招かれニューヨークを訪れ、麻薬事件や殺人事件が日常茶飯事として起こるハーレムに住む子どもたちと出会う。ハーレムに住んでいるというだけで盗みの疑いをかけられ、こども同士でもけんかの果てに殺人が起こる・・・。そんな中でもこどもたちは何かをしようと努力している。路上でのブレイクダンスもそのひとつだ。その後、ハーレムの子どもたちは2週間日本に滞在し、ねむの木の子どもたちと同じカリキュラムで一緒に生活する。肌の色が違う子どもたちとのふれあいや心のやさしさ、日本の自然の美しさ、そしてダンスの特訓等を通じて”がんばれ子どもたち”と呼びかける。これは宮城まり子監督が人間への讃歌を謡いあげた他に類をみないミュージカル・ファンタジーである。

    −−−−特別出演:渡辺貞夫、宇崎竜童、藤舍推峰、瀬戸内寂聴、ヒルトン・バトル、ジュリー・ホリンズ、アリックス・パスカル、ルイス・ヘイズ、ジョン・ハモンド−−−−

     「ラスト・シーンに近いところで宮城さんが”ねむの木学園”の上級生らしい男子にミュージカルのダンス・リズムをくりかえしくりかえし教えるところは彼女が鬼にみえた。阿蘇の骨も折れよとばかりのリズムリズムリズムの鞭だった。これまでしてまで実はこの映画の制作者宮城まり子の愛の宗教を見た。(淀川長治/映画パンフレットより抜粋)

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